ザ・パイプマン PART 1 プラス


写真撮影:虎子屋

前屈

はたして 我の体がどこまで前に曲がるのか
試した結果がこれである
床に届くにはまだ程遠いように見える

だが、しかしである

これはまだウォーミングアップに過ぎない
なぜなら

まだ股関節が
十分曲がりきっていないのだ

説明しよう

腰は限界まで曲げているのだが
股関節は先に見せたローキックと同じ角度で
足を上げたのと同じ角度しか
曲がっていないのだ

つまりまだ余力を残しているという事だ
これをハイキックのレベルまで曲げると
床に届くまで曲がるはずである

最初の試みということで
前屈はこれ位にしておこう



イナバウア〜

前に曲がるなら後ろにも・・

やってみたら出来るではないか
イナバウアーというポーズらしい

正確には足を平行に開いた状態の事で
腰を曲げるポーズでは無いらしい
合わせ技とでも呼ぶのだろうか

このポーズは我にとっては過酷である
なぜなら
関節各部は可動範囲の限界にあるのだ
もしこのまま曲げ続けるとどうなるか

多くの骨格が辿るみち
それは骨折である

しかし我の肉体は違うのだ
限界を超えて曲げた時
脱臼するのである

関節部が曲げの限界を超えた時
脱臼することで骨折を回避し
窮地を脱したあと戻せばよいという
考えに基づいて考案された方法である


写真撮影:虎子屋


写真撮影:虎子屋






体育座り

荒業が続いたので
小休止としよう
我も疲れる事があるのだ

何気なく座っているが
これがなかなかに難しい

太ももが体に張り付くほど
脚を深く曲げているのだ

股関節の前後の自由度が360度
あるからこそ出来るポーズである

これが出来るからといって
特に意味は無い













正座

見ればわかるとおり正座である
なにげなく座っているが
ひざ関節を180度近く曲げることは
なかなかに高度な技なのである

多くのドールがこれを克服するため
二重関節を用いる場合が多い

我は創造主の生み出した
オリジナル関節を与えられたのである

何か疲れたような姿勢をしているが
特に深い意味はない
ただポーズをとったとき
こうなっていただけなのだ







写真撮影:虎子屋

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